本「Sleep,Sleep,Sleep」(著:クリスティアン・ベネディクト、ミンナ・トゥーンベリエル)★★★☆☆

期待とのギャップ:★★☆☆☆
夢中になれる :★★☆☆☆
発見あり :★★★★☆
総合 :★★★☆☆

Amazonの触れ込みに
科学者が「今、知っていること」すべてまとめたスウェーデン発の世界的話題・睡眠本!
とあるように、睡眠について網羅的に書いてくれてる。

元気に頭をクリアに1日を過ごすために睡眠が大事なのは、教えられたり・経験則で分かっているつもりだったけど、今回の1番の収穫は「起きている時間」も睡眠に影響すると明確に理解できたこと。
言われるとそれはそうか、と納得。
朝から活動的に過ごしたり運動した日はよく眠れる、逆に1日じっと動かないとあまり眠くならない、というのも1つの例かと。
起きている間の行動、食事、運動等がその日の睡眠へ影響し、睡眠が翌日のパフォーマンスに影響する。相互依存の関係。

休みの日の夜更かしは楽しいし、時に遅くまで仕事をすると頑張った感があり、と私の場合はぼんやりしていると寝る時間が遅くなって、睡眠不足になりがち。
この本を読んでますます睡眠の「健康」「知能」「感情」への影響、重要性が”頭”で分かったが、実際の行動に移すかどうかは別。
と思ったところで、

アメリカ・アリゾナ大学医学部の研究により、睡眠の時間と質の不足は、仕事上の成果であれ家事であれ、つねに生産性の低下をともなうことが証明されている。』(位置No.386)

との記載も見つけた。
特に仕事の生産性の低下は大嫌いなので、「早寝早起き」「規則正しい生活」と小学生のころから刷り込まれた標語を思い出して実践した方がよさそう。