1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(監修:藤尾秀昭)★★★★★

期待とのギャップ:★★★★☆
夢中になれる :★★★★★
発見あり :★★★★★
総合 :★★★★★
1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

  • 発売日: 2020/11/30
  • メディア: 単行本
 

Kindle版なし。
仕方なく紙の本をAmazonで注文しようとしたら、発送予定日が未定の状態。
すぐに手に入らないとなったら余計に欲しくなって、注文だけした。そしたらたまたま翌日入った本屋で見つけたので購入。Amazonの方はキャンセル。
この記事を書いている今は、Amazonでも在庫ありになっているので、タイミングが悪かったのかと。

まだ1/10くらいしか読んでないけど、1年かけて少しずつ読むことを本が読者に提案してる形式なので、ゆっくり読んでいこうと思う。

今や本はKindleで買うことにしているので、Kindle版がないと買わないかどうしても欲しいものは紙の本を買う。
この本の実物を見て、ああこれはKindleでは無理だなとわかった。
1ページが1人の話=1話・1日分になっていて、3段組みの雑誌のような形式でぎっしり書いてある。
情報量が多いのにびっくりする。
Kindle Paperwhiteなどの端末ではとてもそのまま表示できる分量ではない。となると、レイアウトを変えるしかないけど、1日・1話・1ページのコンセプトが壊れるので恐らくそれは選択しないんだろうと想像してる。

定価2,350円+税で365人分のインタビュー記事、その人の「生きざま」「信念」「自分に深く刻まれた他人の教え」が載っている。お得感というか、この値段でこの充実っぷり、ありがとう、と言いたくなる。
値段の割に情報量が膨大で、パッと開いてランダムに読んでも面白いのが辞書みたい。

”仕事の教科書”というタイトルはせっかくの普遍的な内容を”仕事”に限定している印象を与えるのが残念。帯に書いてある”人間力と仕事力が身につく”の方がうまく全体を言い表せていると思う。
さまざまな分野で活躍した人の話の核心部分をぎっしり詰め込んで、読者がじっくりゆっくり最後まで読みやすいように1日1ページの形式とした驚きの本。